オリンピックで1躍有名人に躍り出ました「堀米雄斗」さんは日本の一般の方もご存知になられた方も多いはずです。
オリンピックを観戦してスケボー始めたいんですとショップに見えるお客さまにもお伝えするのですが、初心者スケーター・ビギナースケーターにどうしても知ってもらいたいブランド?雑誌?があります。
スラッシャー(THRASHER)のロゴのついたTシャツやパーカー、キャップなど目にしたことは多いと思います。
スケーターからサーファー・スノーボーダー、バンドマン・ミュージシャンや美容師さん、アーティストの方まで揃ってこぞって着用・使用しているスラッシャー、なんとなく見たこと、聞いたことあるけどスラッシャーってなに?
スケーターはオーリーやトリックなど練習する際に参考になるハウトゥは動画だったりSNSだったり雑誌などを利用します。
よくよくみていると、
あれ?このライダーもスラッシャーのTシャツ着てる、あれ?このスケーターも…
そうです。スラッシャーを知らないスケーターはほぼいないのです。
今まで知らずにきたスケーターとこれからスケボーを始めるビギナーに詳しく解説します。
なんのブランド?雑誌?
「スラッシャーマガジン」です。
詳しく解説します。
THRASHER MAGAZINEの誕生
スラッシャーは、エリック・スウェンソンさんとファウスト・ヴィテッロさんによって1981年1月に設立されたスケートボード雑誌です。
主に彼らのスケートボードトラック会社であるインディペンデントトラックカンパニーを促進する目的として設立されました。
スラッシャーマガジンはスケートボードと音楽関連の記事、写真、インタビュー、スケートパークのレビューから構成されています。
スラッシャーマガジンの改革者
ジェイク・フェルプス氏
1993年にジェイク・フェルプスさんはスラッシャー誌の編集者に任命されました。以降、彼は彼のフォトジャーナリズムを通じて世界にパンクスケーターの倫理をもたらし、スラッシャーの本質を変えました。
ジェームズ・ケンドール"ジェイク"フェルプスさん(1962年9月24日-2019年3月14日)は、アメリカのスケートボーダーであり、雑誌の編集者でした。フェルプスさんは27年間編集長として雑誌スラッシャーを率いました。
スラッシャーマガジンのブランド
スラッシャーマガジンは80年代のハードコアスケート、スケートロックシーンを確立しています。
SKATE&DESTROY「スケート&デストロイ」など名フレーズも多数生み出しています。
ブランドロゴのMAGロゴや、火をイメージしたFLAMEロゴ・FIREロゴ、スケボートラックをイメージしたSKATEGOAT、GONSことマークゴンザレスさんのアートが施されたデザインを中心にアパレル(全般)からバッグやステッカーなどリリースしています。
最近ではコーヒーマグカップ、トランプ、ペンやサイコロ、パズルなど面白いグッズも登場しています。
パークや部屋にも飾れるバナーや、いつも持ち歩く財布やキーチェーン、サングラスにワンちゃんのカラー(首輪)などさまざまなアイテムがあります。
最近新しくできたGODZILLAロゴ(画像はステッカー)
不動の人気MAGロゴTシャツ
スラッシャーマガジンWeb
スラッシャーマガジンはスケートショップや本屋さんで入手できます。
ウェブでもスラッシャーマガジンはスケートについて情報を網羅しています。
誰々(スケートインフルエンサー)が新しいブランドを設立した。ブランドがあのブランドとコラボしてアイテムをリリースした。カリフォルニアのどこどこに新しいスケートパークが建設された。誰々(スケボーニューカマー)がブランドを移籍した。ブランドからニュームービーがリリースされますなど、
スケーターはモニターに釘付けでスケボーしてられなくなります笑
いつでもチェックして流行に遅れないようにしましょう。
日本語に翻訳してくれないので英語に触れるきっかけとしてもいいでしょう。
SOTY(Skater Of The Year)
スラッシャー誌から1年を通して最もスケートボードに“のれた”スケーターに送られる称号です。
ライディングしかり、ぶっ飛び度しかり、ムービーしかり、スケートを広め、技術を磨き、シーンを盛り上げた、ただ1人選ばれる栄誉ある賞です。
1990年から始まっています。初代SOTYはトニーホークさん。バードマンの愛称でゲームもリリースしているスーパーレジェンドスケーターです。
2020年の選考は36名の候補者から10名のファイナリストが残り、ウェブでも投票を受付して、選ばれました。
2020年のスケーターオブザイヤーはメイソンシルバさん(USA)でした。
歴代SOTY
1990 Tony Hawkさん birdhouse
1991 Danny Wayさん DCシューズ
1992 John Cardielさん antihero
1993 Salman Agahさん powell
1994 Mike Carrollさん lakai
1995 Chris Sennさん emerica
1996 Eric Kostonさん nikesb
1997 Bob Burnquistさん Brazilian-American
1998 Andrew Reynoldsさん baker
1999 Brian Andersonさん NY
2000 Geoff Rowleyさん flip
2001 Arto Saariさん Flip
2002 Tony Trujilloさん antihero
2003 Mark Appleyardさん thunder
2004 Danny Wayさん
2005 Chris Coleさん
2006 Daewon Songさん thankyou
2007 Mark Johnsonさん andale
2008 Silas Baxter-Nealさん habitat
2009 Chris Coleさん fallenfoot
2010 Leo Romeroさん toymachine
2011 Grant Taylorさん antihero
2012 David Gonzalezさん globe
2013 Ishod Wairさん real
2014 Wes Kremerさん dcshoe
2015 Anthony van Engelenさん vans
2016 Kyle Walkerさん real vans
2017 Jamie Foyさん deathwish
2018 Tyshawn Jonesさん Thunder Trucks
2019 Milton Martinezさん creature
2020 Mason Silvaさん REAL
2021: Mark Suciuさん
2022: Tyshawn Jonesさん
2023:Miles Silvasさん今年はスラッシャー誌の40周年です。2021年SOTYは誰の手に!日本人スケーターが選ばれるのもそう遠くないかもですね。
スラッシャーまとめ
- スラッシャーマガジンはスケボー雑誌
- スラッシャーはブランド展開している
- スラッシャーはウェブでも発信している
- スラッシャーマガジンはSOTYを贈る
- スラッシャーはスケーターは知っておくべき
これであなたもスラッシャーマガジンを知っているスケーターですね。
ブックマーク必須です。
どるちぇとゆっき
プロフはこちら
コメント